
トレバリー (Silver trevally)です。


最近、
自分が興味無い回だから、
適当にやり過ごそうとしてない?
この間だって、
ブリスベンの釣り記事7万回くらい読んだし。


お前が原因だったのか!!
サーバーに負担かかるからやめれ。

もくじ
トレバリーとは? [About Silver trevally]
トレバリー (Trevally)とは、
スズキ目・アジ科のアジ一般を指します。
ここでは、
オーストラリアでポピュラーである、
シルバー トレバリー (Silver trevally)について、
解説をしていきます。
(シルバー)トレバリー / Trevallyの和名は、
シマアジです。
ただし、
トレバリーについては少しややこしいです。
トレバリーはアジ全般を指します。
ですが、
マアジ (jack mackerel)の位置づけは、
Mackerel (サバ)です。
ね? 謎でしょう?
なお、
トレバリーと聞くと、
釣り人の間ではその知名度から、
ロウニンアジ (Giant trevally)を連想します。
ロウニンアジは、
GT / Trevally (トレバリー)と呼ばれることもあります。
簡単に言えば、
真鯛と連子鯛のような関係です。
ロウニンアジも、
スズキ目・アジ科と共通です。
ですが、
ただのアジ科ではなく、
ギンガメアジ属の大型のアジです。
大人になると、
全長180cmまで成長することもあります。
シマアジ / ロウニンアジは、
成長すると違いが一目瞭然ですが、
20cm程度の幼魚だと少し分かり難いです。
事前に見分けるポイントが分かっていれば簡単ですが、
そうでない場合は躊躇します。
シマアジ特有の、
黄色いラインが出てくれれば、
トレバリー (Silver trevally)だと分かりますが、
色が薄い場合は少し戸惑います。
余談ですが、
Tが初めて小型のGTを釣ったときに、
あれ? これイボダイ? と思いました。
イボダイは英語で、
Butter fishと呼ばれます。
トレバリーの特徴とサイズ
体型は、
楕円形で左右がやや平べったい。
体の色は、
背中側が青みがかった銀色で、
腹側は白っぽい銀色。
体の中央部分に黄色い線がある。
エラの付け根に黒い斑点がある。
アジ科の魚の特徴として、
尾っぽから胴体にかけてゼイゴ(稜鱗)を持つ。
平均的な全長は、40~60cm程度。
最大で120cm程度に成長する。
一方で、
GT・ロウニンアジ (Giant trevally)は、
体色が薄く黒みがかった銀色で、
タイに似たような体型をしている。
最大で全長180cm
体重80kgにもなる。
ただし、
桟橋からの投げ釣りでは、
通常このジャイアントサイズは釣れない。
シマアジの英語の名前は?
英語での呼び方は、
- トレバリー (Trevally)
- シルバー トレバリー (Silver trevally)
- ホワイト トレバリー (White trevally)
- ストライプド ジャック (Striped jack)
など。
GT (Giant trevally)も、
トレバリー (Trevally)と呼ばれるので紛らわしい。
一般的にTrevallyは、
Carangidae全体を指す。
日本では、
シマアジ or ロウニンアジと言います。
トレバリーの特徴と生態 [Feature of Silver trevally]
トレバリーはどこにいる?
トレバリー / シマアジは、
オーストラリアのQLD南部~WA南西部に生息する。
湾・入り江・サンゴ礁・砂利地帯を好む。
水深200 m付近の岩場に生息する。
通常の場合、
GT / ロウニンアジは、
オーストラリアの南部以外に生息しています。
トレバリーの餌は?
食性は、肉食。
- 小魚
- 甲殻類
を好んで食べる。
砂をほじくって、
砂中の生き物を食べることもある。
チキンでも、エビでも食いつく。
意外と何でもアリなのかもしれない。
トレバリーの、美味しい旬はいつ?
旬は、夏~秋。
冬に産卵する。
身質は白っぽい。
白身で上品な味かと思いきや、
ややドッシリしたうま味がある。
鯛とアジを掛け合わせたような感じだろうか。
アジよりもうま味が濃くて美味。
アジがうま味レベル5とすれば、
シマアジは7.5つけても納得できる。
でも8~9は少し言い過ぎ。
若干カンパチに似てる味わいだと思ったんだけど、
Tだけでしょうか?
あれ?
でも、カンパチもアジ科だから不思議ではないのか。
GTはまだ食べたことない気がする。
あれだけのサイズ…
どうやって食べるんだろうね?
あぁそうそう。
オーストラリア・ニュージーランドでは、
アジ・サバ系は好かれません。
釣っても、
あぁ、そう。みたいなリアクションです。
何ででしょうね。
美味しいのに。
だから、
フィッシングサイトとかでも、
他の魚は取り上げられているのに、
。
ま、我々にとっては、
それが好都合なんですけどね。
トレバリーの釣り方と仕掛け [Silver trevally Fishing]
トレバリーの釣り方は色々ありますが、
代表的な釣り方は次の通りです。
- 餌釣り(ベイト)系
コマセ釣り
オキアミ等の餌(コマセ)を使った釣り方。
集魚の為にカゴに入れたり、ばら撒いたり(捲き餌)する。
サビキ釣りなどでよく使われる。
シマアジもアジの仲間なので、
セオリー通りに行くと底(ボトム)を狙います。
シマアジは、
水深40~60mの底(砂地)を群れで泳ぎます。
その為サビキで狙うと多段ヒットします。
またルアー / ワーム系でも狙えますが、
タナ(魚が居る高さ)の掴みやすさではサビキが楽だと思います。
ある程度アタリが取れた段階で、
ワーム等のソフトルアーや、
シンキングミノー(ハードルアー)に切り替えてみるのも良いでしょう。
ルアー・ワーム等で、
動きをつけて誘ってみるのも効果有りだと思います。
アジは動いている物を追いかけて食べに来ます。
エサをつけて沈めて置くよりもベターな作戦でしょう。
投げ釣り
釣り針に餌をつけて投げる普通の釣り方。
胴突き(ドウヅキ)仕掛けで、
1発ずつ狙うのも釣りの醍醐味ですね。
この場合、
ウキで表層に留めるよりも、
沈めて中層~底をさらにい行く方がアタル確率は高いと思います。
後半は次の内容をお届けします。
- トレバリーの釣れる場所
- トレバリーの持ち帰り可能サイズ [Legal Size]
- トレバリーのバッグリミット [Bag Limit]
- トレバリーの美味しい食べ方
お楽しみに~♪


Carangidae (アジ科の魚)は、
約30属150種が存在するもの。


日本と海外で魚の認識に齟齬があるのよね。


まぁ簡単に言えば、
”何でコレがコレ?”って思うのがタタある。


釣り人との遭遇率とか、釣りやすさに重点を置いて、
説明するようには心がけているよ。
全然意味ないもんね。


まぁ自分が釣った事ある魚を中心にやってるから、
皆の漁獲歴と大幅に乖離することは無いと思うよ。
いつの間にか君が成長してて驚いたよ。




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